補完代替医療の今後は?

さて、CAMは今後どうような形で進んでいくのでしょうか?CAMという概念が出現してからまだ、それほど時間が経過しておりませんが、昨今、新たな医学・医療の潮流が起ころうとしております。NCCAMではすでに2000年から、現行の医療(西洋医学)にCAMをうまく組み合わせて、身体的症状も精神的症状も一緒に、すなわち“心身一如”の体制で全人的な医療を目指そうとしております。これが統合医療(Integrative Medicine; IM)と言われるものです。医療の理想的な一体系と考えられています。

この新たな医療体系を実現するには、一人の患者さんを中心に多くの医療スタッフ(医師、看護師、薬剤師、漢方医、栄養士、心理士、ソーシャルワーカー、鍼灸師、作業療法士、アロマセラピストなど)がチームで対応しなければなりません。また、こうした医療を提供するセンターが必要になってきます。現新政権は、そのマニフェストに統合医療の推進を謳っており、国家プロジェクトとして推進しようとしております。