がんの補完医療

がんの補完代替医療ガイドブック(厚生労働省がん研究助成金・がん研究開発費)

このガイドブックは、医療機関で『がん』の治療を受けながら民間療法をはじめとする補完代替医療(コンプリメンタリー・オルターネイティブ・メディシン:CAM)と、どのように向き合い、利用したら良いのかを考えるためのものです。
「専門誌に発表された論文」や「各国の研究機関の見解」などの内容を整理して、考えるための方法を提供するものです。ですから、決して個人の責任で実施す るさまざまな療法を制限するものではなく、また、特定の療法を勧めるものでもありません。
また、このガイドブックは活用編と資料編の二部構成になっています。あなた自身もしくは家族・知人の方が『がん』になり、もし補完代替医療に関心をもたれ たら、まず活用編に目を通してください。さらに詳しい情報を知りたい場合は、資料編をお読みください。このガイドブックが、今後の治療に少しでもお役に立 つことができれば幸いです。

<補完代替医療に関する研究班>

厚生労働省がん研究助成金

平成13-16年
研究課題名:我が国におけるがんの代替療法に関する研究(課題番号:13-20)
主任研究者:兵頭一之介(国立病院機構四国がんセンター)

平成17-20年
研究課題名:がんの代替療法の科学的検証と臨床応用に関する研究(課題番号:17-14)
主任研究者:住吉義光(国立病院機構四国がんセンター)

がん研究開発費(国立がん研究センター運営費交付金研究開発費)

平成21-23年
研究課題名:がんの代替医療の科学的検証に関する研究(課題番号:21分指-8-④)
主任研究者:山下素弘(国立病院機構四国がんセンター)

 

がん患者を対象とした補完医療の提供

本講座では、附属病院内オンコロジーセンターにて、がん患者さまに補完医療を提供する取り組みを行っています。

ヨーガ療法教室*
心身のケアを目的として、ヨーガ療法士によるヨーガ療法教室を月に2回開催しています。身体への負担を配慮しながら、座位や立位で行える方法を一緒に体を動かしながら紹介しています。

ツボ(鍼)講座*
がんの治療過程で生じる様々な不調を軽減することを目的として、鍼灸師よるツボ(鍼)講座を開催しています。症状に合わせたツボ(経穴)の紹介など効果的なセルフケアの方法についての情報を提供しています。

アロマ講座*
心身のケアあるいは治療に伴う副作用の軽減などを目的として、アロマセラピストによるアロマ講座を開催しています。アロマオイルの有効な活用法やアロママッサージの方法についての情報を提供しています。

*現在のところ、大阪大学医学部附属病院に通院中の方に限定して実施しております。